京都迎賓館の開館までの歩み
京都迎賓館支援
[開館までの歩み]
2005年に開館した京都迎賓館は、京都府・京都市・京都商工会議所を中心に、多くの府市民の皆様と一体となって熱心に誘致した結果、開館が実現したものです。
平安遷都1100年(1895年)を記念して造営された平安神宮は、今や京都の象徴的な建築物となっていますが、その100年後の平安遷都1200年を迎えるに当たり、日本文化を代表する建築物を建築したいという機運が高まりました。
平成3年(1991年)度には、当財団の前身である「平安建都1200年事業推進協議会」で迎賓館の建設・誘致に取り組むことを決めたほか、国会議員による「和風迎賓館建設促進議員連盟」も設立され、伝統のまち京都に和風迎賓館を建設してほしいとの訴えがされるなど、和風迎賓館の建設・誘致に向けた取組は加速していきます。


写真:「平安建都1200年記念事業史」から引用
同じ平成3年(1991年)度には、国(総理府(内閣府の前身))においても、関西圏の迎賓施設の必要性についての調査・検討をするための調査研究委員会(委員長・伊藤善市帝京大学教授)が設立され、翌年の1992年に建設基本構想をまとめ、立地候補として京都御苑内の饗宴場跡地があげられました。候補地は、昭和天皇の即位大礼(昭和御大典)に当たって造営された饗宴殿があった場所で、昭和3年11月の昭和御大典の饗宴会でご使用の後、建物は解体され、運動場として活用されていました。
地元でも、実現を求める署名活動が展開され、1994年9月には15万人を超える署名を当時の村山富市首相に手渡しました。そうした活動も後押しし、翌月10月に京都御苑内の建設が閣議で了解され、京都迎賓館の建設が実現することとなりました。

写真:「平安建都1200年記念事業史」から引用